少年サッカーを勉強中、時々雑記

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ワールドカップと少年

これは我が家の小4ゴールキーパーとともにサッカーワールドカップ日本代表の、予選リーグ三試合決勝トーナメント一試合を観戦した記録と、サッカー少年の保護者としての感想の、ただの備忘録。

 

まず、2022カタールワールドカップ日本代表の皆さん、苦労したアジア予選、劇的な予選リーグの通過、決勝トーナメントまでご苦労様でした。ネットやSNSでも散見されるように色々な意見もあるかもしれませんが、とても立派な成績、順位以上の結果だと私は思います。

 

我が家の小学四年生ゴールキーパーはそれほど毎日のようにサッカーを見る少年ではなく、海外サッカーのハイライトを見たり、YouTubeにあがっているスーパープレー特集を見ることなどはあれ、1試合丸々を自発的に観戦することはあまりありませんでした。日々のチーム練習や学校、宿題に追われ時間が無いというのもあるけれど。少しの空いた時間が有ればゲームや漫画に勤しみ、テレビ画面ではバラエティーYouTubeを開けば子供に人気のYouTuberのチャンネルを見ています。それでもやはりワールドカップ、睡眠時間を調整して、自分の意思で観戦したいと、早寝するなり早起きするなりとワールドカップを優先して行動をするようになりました。ワールドカップはやはり特別なものでした。子供達にとっても自分の国が、世界の舞台で、世界の競合の中で立派に戦い、結果を出す姿を目にして感銘を受け、感動をする日々です。スペイン、ドイツといったサッカー界での巨人、強豪国に怯まずに挑む姿を、懸命に最後まで与えられたタスクを全うし、途中交代で下がった選手、大会中試合に出られない選手も含め、一丸となりチームとして全力で闘う姿は、子供達の心にも刻まれ、継承されていくと思います。2022カタールワールドカップは、前回大会とフィニッシュ順位はベスト16と同順位ではありますが、日本のサッカー少年少女に与えた影響は非常に大きかったと感じています。

 

今回ばかりは少し悪戯なマイナスな意見や誹謗中傷などが多く出ないと良いなと、子供達の目に触れるところに出さないで頂きたいと感じております。どうかサッカーチームのコーチ、監督の皆さんには、あの選手がどうのだとか、あのプレーがどうのこうのと子供達には聞かさないで頂きたいと思うのです。戦術や戦い方など意見のある方も当然にいらっしゃるとは思いますが、あの舞台に立ち、強烈な緊張感の中、代表選手達は懸命に立派に戦っていたと、見本、手本となるように伝えて頂きたいなと個人的には思うのです。サッカーの強国の仲間入りを果たすには日本のサッカー界の裾野を広げ、サッカーをやりたいと思う子供達をまだまだ増やす必要があります(強国に分類される国よりもサッカーをメインにしている子供の数が日本は少ないそうです)が、今大会は充分にその役を果たしたのではないでしょうか。

 

小学生の高学年の内に今回のワールドカップを体験できたのは非常に良い経験になるでしょう。サッカーがどんなものか、闇雲に蹴っていれば良いものではないと気づき始めている高学年時期に勝負にこだわった戦いが見れる感じられることはとても良い経験です。戦い方や、選手起用の話ではなく、格上の相手に対しても怯まずに全力を出し切る姿を目にしたことで変わることもあるでしょう。三笘選手のボールを最後まで諦めずに追う姿勢や、懸命にスプリントを繰り返し相手ディフェンダーを追う前田選手、相手の攻撃の芽を全身全霊で食い止める遠藤選手。それぞれがそれぞれのポジションでその力を発揮して、サッカーの、魅力を子供達に与えたのではないでしょうか。

 

ワールドカップに出たい。そう口にする子供達が増えたのではないかと思います。まずはそこから、強国のへの道が始まるのだと、今大会が日本サッカー界に与えた影響は大きかったと言えるでしょう。専門家や評論家、クラブ監督やコーチなど、サッカーを職業としている方にはそれぞれの意見があるのは当然のこと。しかし、日本代表選手はサッカーが好きで、青年となるまで好きでい続けて、サッカー選手という職業につき、代表選手として選ばれています。この選手達が代表選手となるまでは、ご両親ご家族のサポートがあってこそなのです。この、日本代表選手になりたい、ワールドカップで戦いたいと思い続けられる選手達を育てられるのは評論家でも監督でもなく、保護者である私たちです。

 

日本代表の戦いは決勝トーナメント初戦、ベスト16にて終えましたが、まだまだトーナメントは続きます。列強の戦いを子供達とともにまだ観戦できます。ヨーロッパ各国、南米、アフリカ、世界の地域で日本以上にサッカーが、文化として根付いた国が残っています。我が家の小4ゴールキーパーには決勝までの試合を残していつでも見られるようにしようと思います。

 

まだ、その口からはワールドカップに出たいとの類いの言葉は発せられておりませんが…

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