少年サッカーを勉強中、時々雑記

少年サッカー考察、時々雑記をポロポロと

練習と習慣と慣れ

我が家の小学生ゴールキーパーは普段は暇さえ有ればゲームとタブレットでのYouTube鑑賞に勤しんでいる。とは言えあまり自由な時間もない。習い事をする小学生はとにかく忙しい。学校から帰っても毎日のようにサッカーのチーム練習や、別の習い事があるからだ。オフの曜日にも、普段できないことをこなす必要がある。学校の宿題、塾の宿題、公園で友人と遊ぶ、ゲームもしたいしアニメも見ないと学校での会話についていけなくなる。まさに寝る暇もないのだがそこは小学生なので疲れも知らず一日中何かをしている。

 

『練習』はチームの練習と自主練習に分かれる。チーム練習の日数はそれこそチームによってバラバラなので必ず自主練習が必要かといえばそうでもない。チームの練習がフィットしていて練習時間も充分で有れば必要ないと個人的には考えている。土日の試合のみの活動のチームもある。であれば自主練習も必要だし外部のスクールに通うことも選択肢に入ってくるだろう。

 

『習慣』とは決まり事を作り日々それをこなし繰り返すことで身につくものだと考える。日本に生まれて白米を毎日食べるから箸を使いこなせているわけで、毎日ボールに触れていればボールタッチは確実に上手くなる。毎日、がポイントで、それが当たり前になるまで繰り返し行うことが重要だ。

 

『慣れ』は習慣がつき、毎日苦もなく動作を行うことができるようになってから現れる。飽きからくるのかもしれないし、できることを続けることが面倒になるのかもしれない。その場合は作業の内容を難しく、ランクアップさせる必要があるだろう。とは言え所詮は小学生、飽きも早ければ興味の移り変わりもとても早い。アンパンマンから戦隊もの仮面ライダーからウルトラマンマリオカートから入りスマブラを経て、ポケモンを並行しながらのフォートナイト&スプラトゥーン。ちょっと待てと言いたくなる速度で興味が移り変わる小学生に合わせた考え方をする必要があるが、大人は大人でどうにも我慢弱いので、怒りはじめてしまう。子供は子供、自分にもそんなことあったでしょ?と一度落ちついて、何をしたら良いかの道筋を与えてみよう。サッカーであれば、パスから始まりドリブルへ、シザース、ロングキック、時々キーパーも挟んでシュート練習へ。

 

子供の敵は慣れであり、飽きである。目新しい何かを見せてあげることで新しい興味が湧くものだし、新しい習慣が作られる。一つのことを極めるのも大切かもしれないが、飽きながら続けるということは心の健康にも良くないだろう。やはり、親の役目としては、ダメダメ禁じるばかりやらせるばかりではなく、興味を持たせる道筋を提示することは大切な使命だと感じるのです。まずはワールドカップ、たくさんの選ばれし強者どもを見せてやることにしようと思います。

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