少年サッカーを勉強中、時々雑記

少年サッカー考察、時々雑記をポロポロと

サッカーノートを書くということ

サッカーノートというものをご存知でしょうか?読んで字の如しサッカー選手の為のノートでございます。少年少女サッカー選手の所属するチームによっては各自に配り練習後や試合後に記入をしたり、個人的に購入して帰宅後に記入したりと活用されています。サッカーを始めたばかりの子供達や、サッカー未経験保護者には分からない用語やルール、コーチから指導された内容など様々なことを記入して記録しておくものとして利用されています。言わばサッカー少年少女のためのサッカー日記帳です。

 

もちろん普通のノートにサッカーに関することを記入するだけでも立派なサッカーノートですし、分からないことや学んだことを記録して記憶し、思い起こすために利用するには充分機能します。サッカーノート専用のものは項目や、フィールドの絵が記入されているものなどがあります。フィールドの絵が元から書かれていると、自分と相手の位置関係を記入できることやルールを覚えるためにも分かりやすくなっています。例えば、オフサイドがどんなものか、フィールド全体の絵が記入されていると理解しやすいですね。

 

ここまではサッカーノートがどんなものか、機能性や利用法についてでしたが、さてそれではどの程度の子供達が継続的に記入、作成しているかと言うと、あまり多くはないのでは無いかと感じております。この、継続的に、がやはり子供達には難しいようです。我が家の小4GKも小3の頃は記入していたようですが4年生になってからあまり書いている姿を見かけなくなりました。書け書けと促して書かせることには意味を感じない為、本人のやる気に任せています。ある程度ルールを覚えた頃から書かなくなってきたので、次のステップは恐らく5年生あたりから増えてくる公式戦の重みが分かってくる頃からかな?と予想しておりますが、どうなることか。

 

さて、サッカーノートに対するあくまでも私見ですが、非常に役に立つものであると感じています。

それは、学ぶにあたり、役立つもの。

サッカーを続けていく為の目標設定を作るためにも大きな影響を与えるもの。

誰にも知られずに目標を宣言できるもの。

であると感じるからです。

 

しかしながら、書いた方が良いのに書かない子供達が多い、長続きしないもの事実。多くの保護者の方々が悩まれている大命題として君臨する試合帰りの車内での子供達との会話や声かけと同じレベルで悩ましい問題です。やれと言ってやらせるものではなく、あくまでも自主的に書き始め、書き続けることが大切なものだからです。

 

さてどうしたものか、我が家は現在保留中です。書いたものを勝手に見ないようにしてきたので、もしかするとこっそり書き始めているのでは、、と期待しつつ、いやいや書いてる気配もないのでもう少し保留ですかねえ。。

 

中村俊輔選手のサッカーノートの逸話が有名ですが、我が家の小4はどうしてもTOKIOのお正月番組で見る中村俊輔選手のイメージになってしまうのでなんとかリアルタイムヒーローの三笘選手などにもサッカーノート話をしてもらいたいなと思う今日この頃です。

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サッカー+アルファとして、マルチスポーツ

小学生年代においては、色々な異なる複数のスポーツに参加することは運動神経の発達や体幹養成など、身体作り全般に非常に良いと言われています。マルチスポーツとも呼ばれ、体づくりはもちろんのこと、体幹や筋力バランスを整えるために大事なことだと考えられています。もちろん小学校入学からずっと一つのスポーツ一筋、練習のない日も同じスポーツの自主練習を必ず行うなど、考え方、方針は人それぞれ。個人、家庭により異なるものではあります。ここではいわゆるマルチスポーツの勧めを一意見として提言したいと思います。少年期はゴールデンエイジと呼ばれ、運動神経などを大きく発達される期間とされています。幼年期からスポーツ、運動能力に限らず、完成された大人になるべく色々な能力や感覚を鍛える期間です。詳細は以前の記事を参照頂ければと。

junior-soccer.hatenablog.com

例えば、見本を見て同じ字を何度も書いたとしたら?その文字はとても上手く書けるようになるでしょう。例えば、生きていくうえで必須な食事をする時には日本人は箸を使いますね、毎日使うから使えるようになる。例えば、毎日毎日ボールを遠くに投げ続けていたら?ボールを遠くには投げられるようになるでしょう。同じ動作を繰り返すことで身体がその動作を覚えます。そして無駄なくその動作を完了するために滑らかな動きに変化していき、必要な筋力が発達します。何かを習熟することはとても大切です。しかしながら、ゴールデンエイジの期間を、ある特定のスポーツの、切り取られた、限定的な動作の習得にのみ費やすことでの弊害もあるのではないでしょうか。例えば筋力バランスの偏りが挙げられます。右投げの練習を極端に繰り返せばその動作のために稼働する筋肉が鍛え続けられるのは当たり前のこと。じゃあ、左投げの練習もしたら良いのでは?となるかというとそうではありません。あくまでも体づくり、体全体のバランスを整える、競技ごとの特色に合わせた取り入れ方が大切になってきます。

 

よく、子育てサイトなどで鬼ごっこが推奨されるのは、俊敏性や駆け引き、判断力など複数の能力を同時に向上させることができるからだと言われます。さて、サッカーには何をプラスアルファするのが良いでしょうか?苦手な部分を補う動きをする必要があるスポーツ、サッカーに必要な可動箇所の可動域を広げる動作を伴うスポーツ、メンタル面を鍛えることができるスポーツ。また、サッカーにプラスという考え方だけではなく個人の特性に合わせた選択も重要な要素だと言えます。気持ちが強く持てない選手が個人種目を行うことで、周囲に頼ることのない行動を取れるようになったり、逆に個人競技に取り組む選手が集団競技を行うことで協調性を学ぶこともできるでしょう。

 

団体、チームにより週あたりの練習日数はまちまちかとは思われますが、週5.週6の練習日を設けるチームもあるようです。私見では小学生年代としてはやや多いのではないかと感じており、また、休めない環境をチームとして作っている様子も見受けられます。練習の欠席が多いと試合に出れない。出してもらえずベンチに座るのみ。だから出席率を上げないといけない。そんな様子もあります。また、学業の遅れが出ることもあり、学習塾に時間を割く場合などもあり、なかなかサブのスポーツに取り組めない実情もあります。あくまでもメインにプラスアルファできるものとしてマルチスポーツに取り組むことも長い競技生活を考えると無駄にはならないのではないと言えるのでは無いでしょうか。

 

それでは皆さんはどのような競技に取り組んでいるのでしょうか?

多く耳にするのは水泳と陸上種目です。持久力、スタミナや、全身の筋力向上はどのような競技でも必要になりますので効果的であると考えられております。公園などでの外遊びをする子供が少なくなってきている現代では習い事としてのサブのスポーツとしては水泳と陸上競技は一般的でしょう。中学生年代になると、クラブチームでサッカーに取り組み、陸上種目を部活動に選ぶ選手も多くいるようです。これは、クラブチームで選手登録されていると部活動で二重登録ができないという理由もあるからとも言えますが、ルールをうまく利用した参加の仕方と言えます。

 

ちなみに我が家の例ですと、幼稚園からスイミングを五年ほど、幼稚園サッカーから町クラブのサッカーチームに所属して4年生からキーパーに。スイミングを卒業のタイミングから空手を週1で。現在はサッカープラス空手のキャプテン翼でいうところの若島津スタイルです。幼年期からのスイミングですが、身体を作るためにはスイミングはかなり有用なスポーツであると感じます。身体が強くなり風邪などもあまりひかずにきましたし、サッカーをメインと捉えてのサブでの空手ですが、こちらも体幹を鍛えること、また、キック力の向上、軸足のバランス強化に役立っていると感じます。空手に関しては試合形式もあり、個人種目特有の闘争心強化にも役立っていますね。

 

子供たちそれぞれ、性格や筋力、運動神経、さまざまな要素を鑑みてですが、1番大切なのは、興味を持って取り組めるか、保護者の強制力ではあまり効果が望めません。いかにメイン競技に役立つサブの競技を見つけられるか、興味を持たせて取り組むようにするかが、保護者としての役割となるでしょう。

 

少年期において複数競技に取り組むマルチスポーツは、時間と費用、子どもたちの興味など、考える要素はいくつかありますが、非常に有用なものと言えるのではないでしょうか。

 

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ワールドカップと少年

これは我が家の小4ゴールキーパーとともにサッカーワールドカップ日本代表の、予選リーグ三試合決勝トーナメント一試合を観戦した記録と、サッカー少年の保護者としての感想の、ただの備忘録。

 

まず、2022カタールワールドカップ日本代表の皆さん、苦労したアジア予選、劇的な予選リーグの通過、決勝トーナメントまでご苦労様でした。ネットやSNSでも散見されるように色々な意見もあるかもしれませんが、とても立派な成績、順位以上の結果だと私は思います。

 

我が家の小学四年生ゴールキーパーはそれほど毎日のようにサッカーを見る少年ではなく、海外サッカーのハイライトを見たり、YouTubeにあがっているスーパープレー特集を見ることなどはあれ、1試合丸々を自発的に観戦することはあまりありませんでした。日々のチーム練習や学校、宿題に追われ時間が無いというのもあるけれど。少しの空いた時間が有ればゲームや漫画に勤しみ、テレビ画面ではバラエティーYouTubeを開けば子供に人気のYouTuberのチャンネルを見ています。それでもやはりワールドカップ、睡眠時間を調整して、自分の意思で観戦したいと、早寝するなり早起きするなりとワールドカップを優先して行動をするようになりました。ワールドカップはやはり特別なものでした。子供達にとっても自分の国が、世界の舞台で、世界の競合の中で立派に戦い、結果を出す姿を目にして感銘を受け、感動をする日々です。スペイン、ドイツといったサッカー界での巨人、強豪国に怯まずに挑む姿を、懸命に最後まで与えられたタスクを全うし、途中交代で下がった選手、大会中試合に出られない選手も含め、一丸となりチームとして全力で闘う姿は、子供達の心にも刻まれ、継承されていくと思います。2022カタールワールドカップは、前回大会とフィニッシュ順位はベスト16と同順位ではありますが、日本のサッカー少年少女に与えた影響は非常に大きかったと感じています。

 

今回ばかりは少し悪戯なマイナスな意見や誹謗中傷などが多く出ないと良いなと、子供達の目に触れるところに出さないで頂きたいと感じております。どうかサッカーチームのコーチ、監督の皆さんには、あの選手がどうのだとか、あのプレーがどうのこうのと子供達には聞かさないで頂きたいと思うのです。戦術や戦い方など意見のある方も当然にいらっしゃるとは思いますが、あの舞台に立ち、強烈な緊張感の中、代表選手達は懸命に立派に戦っていたと、見本、手本となるように伝えて頂きたいなと個人的には思うのです。サッカーの強国の仲間入りを果たすには日本のサッカー界の裾野を広げ、サッカーをやりたいと思う子供達をまだまだ増やす必要があります(強国に分類される国よりもサッカーをメインにしている子供の数が日本は少ないそうです)が、今大会は充分にその役を果たしたのではないでしょうか。

 

小学生の高学年の内に今回のワールドカップを体験できたのは非常に良い経験になるでしょう。サッカーがどんなものか、闇雲に蹴っていれば良いものではないと気づき始めている高学年時期に勝負にこだわった戦いが見れる感じられることはとても良い経験です。戦い方や、選手起用の話ではなく、格上の相手に対しても怯まずに全力を出し切る姿を目にしたことで変わることもあるでしょう。三笘選手のボールを最後まで諦めずに追う姿勢や、懸命にスプリントを繰り返し相手ディフェンダーを追う前田選手、相手の攻撃の芽を全身全霊で食い止める遠藤選手。それぞれがそれぞれのポジションでその力を発揮して、サッカーの、魅力を子供達に与えたのではないでしょうか。

 

ワールドカップに出たい。そう口にする子供達が増えたのではないかと思います。まずはそこから、強国のへの道が始まるのだと、今大会が日本サッカー界に与えた影響は大きかったと言えるでしょう。専門家や評論家、クラブ監督やコーチなど、サッカーを職業としている方にはそれぞれの意見があるのは当然のこと。しかし、日本代表選手はサッカーが好きで、青年となるまで好きでい続けて、サッカー選手という職業につき、代表選手として選ばれています。この選手達が代表選手となるまでは、ご両親ご家族のサポートがあってこそなのです。この、日本代表選手になりたい、ワールドカップで戦いたいと思い続けられる選手達を育てられるのは評論家でも監督でもなく、保護者である私たちです。

 

日本代表の戦いは決勝トーナメント初戦、ベスト16にて終えましたが、まだまだトーナメントは続きます。列強の戦いを子供達とともにまだ観戦できます。ヨーロッパ各国、南米、アフリカ、世界の地域で日本以上にサッカーが、文化として根付いた国が残っています。我が家の小4ゴールキーパーには決勝までの試合を残していつでも見られるようにしようと思います。

 

まだ、その口からはワールドカップに出たいとの類いの言葉は発せられておりませんが…

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ワールドカップ同じ順位になったらどうなる?

カタールワールドカップも予選リーグが各チーム第三戦が始まりチラホラと決勝トーナメントへ駒を進めるチームが出てきております。今回は少年サッカーの話ではないのですが、『タイブレーク』というものについて調べたので、個人的備忘録兼ねて残しておこうと思います。

変更の予定もあるようですが、ワールドカップは世界の各地区予選を突破して選ばれた32チームで競われます。32チームを4チームごと8グループに抽選で分け、グループリーグを戦います。ここまでの流れを簡素にざっくりと

世界中でワールドカップ地区予選

32チームが勝ち抜く

抽選会4チームずつ8グループに分ける

グループリーグ3試合を行う、上位2チームが勝ち上がり

上位2チーム、合計16チームでの決勝トーナメントを行い、ワールドチャンピオンを決める

 

今回のワールドカップは非常に各グループ混戦模様で順位がなかなか定まりません。グループ内に強豪2チームが共存していると3試合目を待つことなく勝ち抜けを決めてしまい、グループリーグ最終戦は消化試合になってしまうなんてことも。グループリーグでは、

勝ち=勝点3

引き分け=勝点1

負け=勝点0

この合計勝点で決勝トーナメント進出2チームを決めます。例えば2勝1敗で勝点6ですね。ここで問題になってくるのは、あるんですよね、2位3位が、同じ勝点て。。例えば1位は2勝1敗で勝点6で決勝トーナメント進出。2チームが1勝1分1敗なんて場合はそれぞれ勝点4で並び、この場合4位は1勝2敗で勝点3になります。で、並んでしまった2位争いはどうするの?の問題ですが、これは大会規則によって決められています。『タイブレーク規定』というそうなのですが、難し目に書いてあったので、ここは分かりやすく砕いて残しておこうと思います。

 

タイブレーク規定』を分かりやすく。

優先順位順。同じ場合は下の条件に変わっていきます。

 

①グループリーグ3試合での得失点差

3試合総得点3点、総失点1点なら、得失点差は2ですね。3試合の内の1試合で大量失点のボロ負けしてしまうとマイナスもあり得ますね

②総得点、そうです、3試合の得点の合計、多い方が勝ち上がり

③直接対決の勝者、同勝点同士の勝ってる方が勝ち上がり、引き分けだと以下の条件へ

④直接対決での得失点差

⑤直接対決での総得点

⑥フェアプレーポイント

いわゆる、懲罰点ですね…イエローカードとレッドカードの数で、少ない方が勝ち上がりですね。急に得点という結果ではなく、人による判断がここで出てきます

⑦抽選

さらに⑥まででも並んでしまった場合はまさかの抽選で決めます。確かに再試合とかやってる時間もないですし…それにしても運任せ…

 

以上が『タイブレーク』についてでした。日本対スペイン、もしかしたらのまさかの、ドイツとの『タイブレーク』適用もなくはないのでドキドキですね。何はともあれカタールワールドカップ中盤です。楽しみましょう!

 

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練習と習慣と慣れ

我が家の小学生ゴールキーパーは普段は暇さえ有ればゲームとタブレットでのYouTube鑑賞に勤しんでいる。とは言えあまり自由な時間もない。習い事をする小学生はとにかく忙しい。学校から帰っても毎日のようにサッカーのチーム練習や、別の習い事があるからだ。オフの曜日にも、普段できないことをこなす必要がある。学校の宿題、塾の宿題、公園で友人と遊ぶ、ゲームもしたいしアニメも見ないと学校での会話についていけなくなる。まさに寝る暇もないのだがそこは小学生なので疲れも知らず一日中何かをしている。

 

『練習』はチームの練習と自主練習に分かれる。チーム練習の日数はそれこそチームによってバラバラなので必ず自主練習が必要かといえばそうでもない。チームの練習がフィットしていて練習時間も充分で有れば必要ないと個人的には考えている。土日の試合のみの活動のチームもある。であれば自主練習も必要だし外部のスクールに通うことも選択肢に入ってくるだろう。

 

『習慣』とは決まり事を作り日々それをこなし繰り返すことで身につくものだと考える。日本に生まれて白米を毎日食べるから箸を使いこなせているわけで、毎日ボールに触れていればボールタッチは確実に上手くなる。毎日、がポイントで、それが当たり前になるまで繰り返し行うことが重要だ。

 

『慣れ』は習慣がつき、毎日苦もなく動作を行うことができるようになってから現れる。飽きからくるのかもしれないし、できることを続けることが面倒になるのかもしれない。その場合は作業の内容を難しく、ランクアップさせる必要があるだろう。とは言え所詮は小学生、飽きも早ければ興味の移り変わりもとても早い。アンパンマンから戦隊もの仮面ライダーからウルトラマンマリオカートから入りスマブラを経て、ポケモンを並行しながらのフォートナイト&スプラトゥーン。ちょっと待てと言いたくなる速度で興味が移り変わる小学生に合わせた考え方をする必要があるが、大人は大人でどうにも我慢弱いので、怒りはじめてしまう。子供は子供、自分にもそんなことあったでしょ?と一度落ちついて、何をしたら良いかの道筋を与えてみよう。サッカーであれば、パスから始まりドリブルへ、シザース、ロングキック、時々キーパーも挟んでシュート練習へ。

 

子供の敵は慣れであり、飽きである。目新しい何かを見せてあげることで新しい興味が湧くものだし、新しい習慣が作られる。一つのことを極めるのも大切かもしれないが、飽きながら続けるということは心の健康にも良くないだろう。やはり、親の役目としては、ダメダメ禁じるばかりやらせるばかりではなく、興味を持たせる道筋を提示することは大切な使命だと感じるのです。まずはワールドカップ、たくさんの選ばれし強者どもを見せてやることにしようと思います。

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少年サッカーの保護者としての心構え

さて、少年サッカーに関わる保護者の皆様、急激な寒さの訪れとともに公式戦シーズンがやってきておりますね。10月11月はなかなか毎週末忙しい時期になっております。これから少年サッカーに携わる予定の、現時点で幼稚園年長組に通われているお子さんをお持ちの保護者の方向け、または小学生だけどもこれからサッカーチームに加入しようかなと考えてらっしゃる親子も対象となるでしょうか。現在までの私の経験(とは言えまだ数年間ですが)から心構えとして持っていた方が良いと思う事柄を連ねてみようかなと思います。以前の記事と重なる部分もありますが、現時点で感じているのは以下のような項目となります。

 

①同学年の人数の把握

少年サッカーは8人制です。足りないと、うーんな感じ。他の学年からレンタル補充されたりと一体感を失うことも。三、四年生で移籍や受験で離脱などで減ることも想定させる。普段からの練習、試合の参加率も把握できるようであれば事前に確認しておきたい。

 

②チームの方向性

勝利への執着の温度感を把握しておきたい。楽しんでサッカーをさせたい、したいのか、プロになりたい!厳しい環境で小学生からやりたい!のか、チーム選びから大きく変わってくる。これが合わないと楽しくない、物足りない、周囲と合わない、などの不満が出てくる。これは、当事者である子供達の不満でもあり、見ている保護者にも不満を生む。家庭の方向性とチームの方向性が近い所を見つけなければならない。

 

③練習場

メイン練習場と自宅の距離、移動時間は非常に重要なファクター。平日の学校終わりからのサッカーで、遠距離だと無理がでる。帰りも遅くなり宿題なにそれ?となる…送迎のチームバスなどがあるかどうかなどかなり重要だ。同じチームに保護者同士で交流がある選手がいるかどうかなども大切。送りと迎えを分担するなど都合がつきやすい。

 

④週末や長期休暇の有無

真剣に打ち込む…休みなんていらない…という方には不要な話ですが…絶対休むなの雰囲気があるのかどうかの確認は事前にするべき。特に歳下の兄弟姉妹がいらっしゃる場合には必ず。前述の送迎もだが、帰宅時間遅くなる=下の子を連れての送迎だと平日の下の子の生活ペースを崩し、就寝も遅くなる、と引っ張られがち。また、長期休暇の旅行なども難しくなり、歳下兄弟の思い出不足というよろしくない状況になりがちです。家庭の方向性に合うかどうかの確認が必要。

 

⑤お金の話

いわゆる月謝以外にも色々な出費が重なるので要注意。月謝以外には、道具。交通費。遠征費。季節ごと合宿がある場合も多いです。道具に関して、サッカーの場合で消耗品となるのはシューズでしょうか。スパイク、トレーニングシューズ、室内用シューズ等、野球よりはかからないかとは思いますがシューズ類は高学年になるにつれ消耗速度が早くなる。私個人としては交通費、遠征費がチームによって様々なのではないかと感じている。交通費は送迎の有無を確認。月謝内なのか送迎別なのか。また、遠征費がチームによってはなかなか大変なのではないかと思われます。チームが強くてホームの練習場の施設が有れば相手が足を運んでくる。弱くて練習場の確保もままならないとなると相手チーム側に足を運ぶしかない。遠距離移動だと数千円かかることも。月謝はもはや基本料金と捉えましょう。月謝だけで考えていると確実に詰みます。

 

⑥選手である子供達の学力について

保護者としてはここはかなり重要視する必要があります。活動状況によるとは思いますが、まぁ時間が足りません。子供で時間が無いってなんなの?と、思うくらい本当に時間が奪われます。サッカー、勉強、配分は家庭に寄りけりかとは思いますが、思うようにいかない可能性が高いということは覚悟しておく必要あり。練習日数が多いチームだと本当に時間がありません。ご家庭事情に多分に左右される項目でもあります。

 

⑦親の子への干渉について

親子の問題と言えばそれまでですが、家庭事情にあったチーム、信頼できるコーチがいるチームに出会えたのなら、親はプレーに口出しはあまりしない方が良いと考えます。もちろんチームとの関係性で子供のSOSを感じたのならば親の出番ですが、プレーに対してあーだこーだ、試合中にイライラして怒号をとばす、止めた方が良いと考えています。父子鷹という言葉もあり、教える能力に長けた保護者の方はまた別の話にもなりますが。

 

以上、あくまで主観による部分が多いかもしれないですが、私個人が感じている準備が必要な項目になります。十人十色、十家族十色ですので、目指す方向性に合うチーム、クラブ、少年団を探すしかありません。やはり、子供達が、ストレスに感じることが少ない、楽しく通えることが一番大切です。保護者はその手助けをし、のびのびとサッカーができる環境を作る。努力と運が必要ですが、皆さんが不満なく活動できるチームと巡り合えるよう願いつつ、締めさせて頂こうと思います。

 

 

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少年サッカー観戦スタンスについて

表題の件ですが、あくまでも私の最近確立しつつある、我が家のゴールキーパーの試合の観戦へのスタンス、サッカーをする息子との関わり方、所属チーム内での付き合い方などについて記すのみの記事となります。私の少年サッカー観戦マイルールを作るに至った背景と思惑、欲求と制御の歴史となります。

 

理想と現実のギャップ

まず皆さんに問いたい。応援しているプロサッカー選手がいて、試合を観戦に行ったとして誰を中心に試合を見ますか?確定で応援してる贔屓の選手を中心に見ると思うます。皆さんは我が子の所属するチームの試合を見るときに先発している8名の中にお子さんがいらっしゃる場合に誰を中心に試合を見るでしょうか?誰が一番気になるでしょうか?ほぼ100%ご自身のお子さんだとお答えになるでしょう。私ももちろんそうですし、それは好きにすればいいのです。なぜならば、見るだけだからです。誰にも迷惑をかけない。お子さんが見られたくない派だとキツイですが。

 

さて、『見る』方は解決しましたね、好きなだけ見れば良いのです。でも、見てると、なんかこう、、うううーとなって、こう我慢しないとどうにもならないような心の叫び・・・苛立ち・・・そのような感情が湧き上がることはないでしょうか?そう、それこそがここで問題となってくる・・・『声』の問題なのです。いわゆる少年サッカー界隈の保護者における『保護者が大声出しちゃっていいの?問題』ですね。

 

観戦スタンスを確立するために必要になってくるいくつかのファクターを上げていきたいと思います。

①所属チームの方針はどうなっているか

②お子さんがどんなタイプか

③保護者自身のお子さんがサッカーをすることへの思い

 

各項目について考察していきましょう

 

①所属チームの方針はどうなっているか?

ここから整理していこうと思います。我が家のゴールキーパーの所属するチームでは、入会時の説明にて試合・練習問わず、監督コーチが対応するので親御さんからの指示など原則禁止との説明がありました。確かにチームとしてのプレーの決まりごとがあるとして、親から逆の内容の指示が飛ぶことも考えられるから致し方ないことではあります。その点からチームから保護者への要望はごもっともな内容となります。「がんばれー」くらいはありだと思いますが。

 

②お子さんはどんなタイプか?

監督・コーチがどの程度の指示を試合中にしているか、すべてを把握はできません。指示、注意、などがきつい言葉でされた場合などどのような感情を持つかといった、メンタルの部分が考えなければならないでしょう。中には試合を見に来ることすら嫌がるお子さんもいらしゃったり、逆に見ていてもらいたいと思う子供も少なくないようです。

 

③保護者自身のお子さんがサッカーをすることへの思い

サッカーを楽しんでもらえれば勝敗などは二の次だ

勝ち負けにはこだわって戦ってほしい

お前はプロになるんじゃないのか?

金払ってる習い事なんだからへらへらすんな

いろんなお考えもあるでしょう。。。親子だもの。結局はいろいろなことを鑑みて自分自身でのラインを定め、チーム内の保護者陣のスタンスも確認しつつ観戦スタイルを身につけていくこととなります。

 

さて、私個人的な、あくまでも個人的な観戦スタイルは以下の通りです

①ほぼ声出しなし

チーム方針から

②目立たぬ場所で見る

我が家のゴールキーパーの集中力がぐだぐだなので集中切らさぬように

③遠方の遠征は無理してついていかない

のびのびやってくればいい

④練習もあまり見ない

現状の練習テーマは都度確認要。これも集中して欲しいから

⑤話してくるまで結果聞かない

自主性を重んじます

⑥悪いプレーの粗探ししない

ビデオも少なくなりました。ナイスキーなプレイが撮れればそれでいい。おうち帰って反省会で怒っちゃうって方もいらっしゃるかもですが・・・

⑦良いプレーが一つでもあったらその話はこちらからもする

我が子に一つでも納得のいく良いプレーがあれば褒めたたえよう

 

最近は結構な角度でのゆるゆる観戦となってしまいました。本音は本当は大声で言いたいこともたくさんあるんですけどね。。。。

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