少年サッカーを勉強中、時々雑記

少年サッカー考察、時々雑記をポロポロと

ポジションとは?

サッカー初心者には分かりにくいポジション問題。お子さんがチーム練習や試合から帰ってきて、今日はポジションがあれとあれをやってね、こうこうこうだったんだ!と言われてもなんのことやら分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また、子供の意に反した質問や返答をしてしまうこともあったりして、、子供のやる気を削いでしまっては一大事です。

 

どうしても、サッカーというと素人目には点を取らないと勝てないというイメージもあり、

「そうかー、頑張ってきたんだね!それで、何点ゴールしてきたの?」

もしかしてこんな質問をお子さんに投げかけてはいないでしょうか?

 

サッカーは点を取らなければ勝てませんが、反面、点を取られなければ負けないのです。

 

まず、どんなポジションがあるのか、それぞれの役割はどんなものなのかということを理解しましょう。理解をすることで、お子さんの伝えたいことがよく分かるようになります。チームの状況がどんなもなかも分かりますね、うちの子は足が早いからあのポジションが良いのかもな?体が強いからこのポジションを任されたのかな?など、試合観戦ももっと興味を持って観戦できるでしょうし、チーム活動に参加することが楽しくなったりもすること間違いなしです。

 

現在は少年サッカーは8人制です。分かりやすいゴールキーパーを除くと7人分のポジションがあり、それと同じ役割があります。

 

では、どんなポジション、役割があるのか、攻撃する際の前からざっくりと通称など含めて並べてみましょう。

 

FW(フォワード)、前

 

MF(ミッドフィルダー)、真ん中、左ハーフ、右ハーフ、二列目

 

DF(ディフェンダー)後ろ、ディフェンス、バック、左バック、右バック

 

GK(ゴールキーパー)、キーパー

 

大きく分けてこのような覚え方がなんとなく分かっていれば、子供の話や他の親御さんと話す時などにもついていけるでしょう。

 

子供たちにはどうしても前にいくほど人気ですが、全てのポジションに大切な役割があって、本来は適正に応じて各選手を振り分けられるのが大切になります。

三年生程度までの低学年のうちは色々なポジションをランダムに担当することが、チームにもよりますが多いようですね。周りを見ていると子供たちでジャンケンで決めている光景を見かけることもあります。

 

四年生になるとチーム登録などもあり、公式戦も行われ始めます。少年団だとしてもクラブチームだとしてもある程度成績を求めるわけですから子供たちの適正に応じてポジションを振り分け始めます。あまりにも成績を残さないとチームの存続にも関わりますからね。。

 

とにかく子供たちはゴールを奪うこと、得点を決めることにやはり喜びを感じがち。サッカー観戦が趣味の大人のように、

「スルーパスを通す二列目の選手がカッコいい」

「相手のパスをカットする、ピンチを救う守備って大事だしカッコいい」

「ゴールを守る責任感のあるキーパーって素晴らしい」

得点に繋がる仕事をすることや、失点をしない守備に関わる仕事をすることに喜びを見出すのはもう少し大人になってからでしょうか。

 

保護者としては、やはり子供が楽しくスポーツに、サッカーに打ち込めること、その環境や気持を作ってあげることが大切な役割となるかと思います。

そのためにはルールや用語を覚えることはもちろん、子供たちの伝えたいことをしっかり聞き、理解してあげること。ゴールゴールと結果の話ばかりでは子供たちのせっかくの成長を潰してしまうのではないでしょうか?

 

今日出来たこと、出来なかったこと、次回はこうしてみたい、そのために練習したい。このサイクルが出来るか出来ないか、それが上達の近道です。結局は本人のやる気次第、勉強でもスポーツでもなんでも、結局は興味を持てるか、いかに夢中になれるか、打ち込むことができるものほど上達しますからね。そんなやる気の子どもを親としても見たいとも思います。現代は誘惑が多い、天敵はゲームでしょうか、。

 

その日の数多くの失敗について、あの時はこうだ、どうだと指摘をすることは多くの子どもたちにとってはストレスとなるでしょう。

 

多くの失敗を責めるより、一つの成功を誉めましょう!

 

まずは各ポジションの役割を覚える。

その日の結果はポジションにより異なるということを理解する。

得点が全てではない。

8人制サッカーにもいくつかのフォーメーションがあります。フォーメーションによって、ポジションごとの役割も細分化されていったりもしますので、またフォーメーションについての記事も作成していこうかと思います。子供たちに質問されることなども考えられますからね、先回りして勉強することが大切ですね。

 

子供たちと一緒に勉強して、喜んで、悔しがって、一緒に成長していけると良いですね!