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ゴールデンエイジとはなんぞや

ゴールデンエイジとは子供の運動能力が著しく発達する時期だそうです。


子供の身体能力や運動能力が著しく発達する時期で、5歳から12歳の、幼稚園年長から小学6年生くらいまでの期間のことを指します。体の動かし方や技術を短時間で覚えることができる、一生に一度だけの貴重な期間をゴールデンエイジと呼びます。

 

まずは9歳くらいまでの期間で神経系の発達が見られ、ある程度の身体ができてくる10歳から12歳の高学年で運動能力、運動神経が作られていきます。

10歳から12歳の間では能力の即座の習得が可能な期間と言われていて、たとえば簡単な見本を見ただけで、動きを少し教えてもらうだけで、その動作を習得してしまうことができてしまう期間と言われています。

これは頭で理屈で考えることなく、身体が覚えてしまう、といったようなもののようです。

大人は、動く前に動作を理性で理解し分析しようとします。偏見がない分身体が勝手に動き、覚えてしまう、そのような期間になります。

 

では、大事なのは、この期間をどう過ごすか、ですね。公園などで走り、跳び回れ、が正解。鬼ごっこをし、高いところに登り、飛び回る。でも、現代は塾で勉強も有ればゲームの誘惑もあり、公園で遊びまわる子どもたちもあまり見なくなりました。

 

そこで現代では習い事に通う子供が増えたのでしょう。では、なんの習い事を行うのが良いか?答えが明確にあるわけではありませんが、まずは子供が興味を持てるもの、楽しめるものが良いでしょう。何事も嫌々やっても仕方ないですもの。

 

先日興味深いテレビ番組を見ました。オリンピックでメダルを獲得したモーグル選手が出演していて、テーマはマルチスポーツの薦めというものでした。

モーグルはバランス感覚と、二度のジャンプによる演技の評価により競われます。

その選手はさまざまなスポーツを体験していました。水泳の飛び込みや体操、さらにはなんとパルクール(街中や室内の施設の様々な障害物などを飛び越えたりする競技)までも取り入れて本職のモーグルに活かしているそうです。

 

本職と違うスポーツを取り入れることで、普段使われない筋肉を鍛えることに繋がったり、体幹やバランス感覚を養うことに繋がっているのではないか、と話されていました。

 

サッカー選手にとって何が役立つスポーツなのかは分かりませんが、小学生年代に特定のスポーツだけを行うのではなく、別の競技を体験することも大切なことではないかと私も感じております。

 

私の息子は幼稚園からスイミングに通い、小学校入学と同時にサッカーを始め、三年生で個人メドレーが泳げるようになってスイミングを卒業、同時に空手を始め、現在は四年生でゴールキーパー見習いをしています。ゴールキーパーに空手は結構合うんじゃないかなあと個人的には感じております。ヨーロッパや南米の選手も格闘技を取り入れている選手がいるそうです。イブラヒモビッチはテコンドーの黒帯所持者なのも有名ですね。

 

兎にも角にもゴールデンエイジとは、小学生年代に行った運動は身体に染み付く、身体を動かす神経を育てる、大切な時期ということ。

 

勉強は大切です。ゲームも楽しい。でも、、外に出て、身体を動かそう!きっと未来の自分の糧に必ずなるはずです!