少年サッカーを勉強中、時々雑記

少年サッカー考察、時々雑記をポロポロと

スポーツ少年•少女のメンタル面についての考察

※大袈裟な題名を記してはいるが、少年少女へのコーチング経験など微塵もない、ただのサッカー少年保護者による、誰のためでもない自分のための備忘録として、決意としての戯言を、吐く場所もなくらやむを得ずこちらに残すものです。特定の団体や人物のことを指しているものではなく、観戦時に見かける光景から感じるものを記します。また、何かの提言だとか大それたものでもありませんし、敵意や悪意もありません。題名から望まれてる文章にはなっていない可能性が多大にございます。予めご了承ください。

 

まず、サッカーに限らず、あらゆるスポーツに参加する子供たちのメンタル面について考えることから始めよう。サッカー、野球、バレーボール、ラグビーなどの球技から、柔道や剣道、空手などの武道系からボクシングなどの格闘技、陸上のトラック競技、水泳に至るまでたくさんの種類の『スポーツ』として競技がある。敢えて『スポーツ』と強調させて頂きたい。色々な状況、環境、パターンがあるが、多くは小学生時代から各自の好む競技に『スポーツ』として参加している。何の為に?恐らくは殆どが、特殊な環境を除いて『好きだから』やっている。『好き』だから始めて、楽しいから続ける。敢えて『好き』も強調したい。保護者が同じ競技をやっていて半ば強制的に競技者として競技に参加させる、などの特殊な状況、環境を除いて、TVで見て楽しそうだから、やってみたら楽しかったから、練習したらできることが増えたから、気の合う仲間と同じ競技、同じチームで一緒に頑張ることが楽しいから『スポーツ』をやっている。時間を割いている。友達とゲームをやる時間、漫画を読む時間、小学生など何をしても、何に時間を使おうが自由だ。少年少女は何をもってそれを選んでいるのか?答えも様々で、参加した理由にもよるはずではあるが、多くは『好きだからやっている』と答えるのではないだろうか?コーチでも指導者でもない私がどうこうできるものでも理解できることでもないとは思うが。怒る。叱る。指導する。全部一緒になってしまってないですか?と、ふと観戦時に思うことがある。スポーツ少年少女はまだ子供だ。教えたことがすぐにできない子、できるまで時間がかかる子、用語やルールすら知らない子、怒られると余計に萎縮してしまう子、様々な性格と性質の子がいて、その子供達の数と同一の数の心があって、押し並べてそう強い心ではないはずである。だって、子供なんだから。甘やかすことが良いこととは微塵も思わないが、怒鳴ることが良いともまったく思えず。なんでそうなるの?という光景を幾度となく見ている。お灸を据えようとしているのか分からないが、子供の心が焼け焦げてしまっているのではないかと。もちろん、怒鳴られて急に動きが良くなる子もいる。恐らくは元々メンタルが強く、言われてもあまり気にしないだとか、慣れでコーチまた言ってるよと流していたりだとか、そんな子も一部はいるだろう。例えばチーム競技だとどうだろうか?試合中にコーチががなり立てる光景を見ることもある。選手達にはどんな影響があるのだろうか。見た目、ほとんどの選手は萎縮している。やれやれ顔が一部。なにクソと頑張り始めるのが一部。恥ずかしそうにしている子もいる。言われてるターゲットとなっている子はもしかしたら強く言われることでスイッチが入る子なのかもしれない。しかしチーム競技ではチームを構成する、その競技に必要な人数分、『その子以外の子』がいるのである。ある子は、あいつが頑張り出したから俺も私も頑張ろうと思うかもしれない。しかし、大部分は次は自分かもしれない。俺じゃなくて良かった。私もやらなきゃ怒られる。心の中はそんな風に怯えながらプレーしている選手もいるのではないだろうか?

 

コーチ陣からすれば、普段の練習で根気よく教えてるのになんでできないの?なんでやらないの?根幹にはそんな想いもあって苛立ちから出てる声なのかもしれない。だが、それにより動かされた子供達が、仮に勝利を手にしても、身になるだろうか?怯えながらやらされたプレーに意義はあるか?その上で試合に負けた時に、誰々がサボったから、誰々がやらないから、お前のせいで負けた。スポーツ以前の声が聞こえてくることもある。子供達の夢ややる気や楽しみを奪う行為が許されるのだろうか?嫌いになったら辞めちゃうんだよ?

 

コーチ目線では自分が経験してきたことを、子供達にしているのかもしれない。むしろ、自分では熱い指導をしていると思っているのかもしれない。そんなつもりもないのかもしれないし、戦略的なものかもしれない。チーム内の全員が怒鳴ればプレーが良くなると思っているのかもしれない。スポーツ界は不思議でシビアな空間だと感じている。仮にあれがおかしいこれがおかしいと保護者が指摘した場合には子供達に害が及ぶ可能性があり触れにくいということも一因だろう。SNSなどで拝見する限りはやはり、チームに色々思うところがある方が結構いらっしゃるのではないかなと感じるが、小学生はなかなか適正な判断でチームは選べないし、送迎や月額費用のこともある。ましてや一定期間共に練習し戦ってきたチームメイトのこともとても簡単に離れられない要因ともなる。反面、少年団やクラブチーム問わず、少子化に加えてこの不景気なのだからいち早く勝てるチーム、強いチーム、優秀な選手の輩出、翌年度の加入選手の増加などを考えないと運営もできなくなることもよく分かる。チームを強くして結果を出し続けることが必要になるからだ。しかし、習い事というものは、仮に収入が減少した家庭では辞めるという判断も割と早く選択肢としてあがるだろう。要するに切られやすい支出の部類に入っているのだから常に運営は安定はしないのだろう。そこから発生する焦りなどもあるはずだ。だがしかし…

 

指導とはなんだろう?進む方向を指し示し、導いていくものではないのだろうか?子供達を強い口調で動かすことは指導ではない。操作だ。必ずプロになれるよう保障しますといったものであれば別ではあるが、大半はそうではないのだから。メンタルが鍛えられるともよく言われるが、メンタルを鍛えるのは試合に夢中になり、真剣に勝負を挑み、勝てば喜びを知り、負けて悔しさを知る。メンタルとはその過程で培い、鍛えれば良いものであるはずだ。

 

少年少女が健やかにスポーツを楽しめる環境が広がることを願いたい。親として保護者としては、できることを、できるだけやろう。子供達の『好き』を応援しよう。苛立つことも多くあるだろう。だが、試合を撮影して粗探しをしてダメ出しをすることに意味はあるだろうか?親の介入で辞めたいなんて言い出さないだろうか?うまくいかない日も一つできた事を褒めてあげる。失敗しても、やろうとした事を褒めてあげる。何か叱責されて帰ってきたのなら、一緒に考えて自分で答えを出させてあげれば良い。

 

練習に行きたくないと思わせないように、試合にはわくわくした気持ちで望んで欲しい。楽しみの先で夢中になり、本気になり、一生懸命になにかに打ち込むことを知るのだから。

 

親としての、保護者としてのもどかしさには蓋をしよう。任せると選んだチームならば任せよう。落ち込んでいるのなら励まそう。子供の1番のサポーターでいよう。ここのところは私はそう考えるようにしています。思うことが多すぎてまとまりのない圧倒的な主観による乱雑な文面になってしまいましたが、メンタルケアの勉強も始めようと思っておりますので、そのお話もまた別の機会で。

 

もちろん、素敵なコーチ、監督も沢山見ています。こんな雰囲気のチームは素敵だなあ、と。ただ、時々見かけるなんだかなぁな光景が最近増加しているような気がして。

 

 

 

 

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ゴールキーパー論(少年サッカー版完全な自論)

サッカーにおけるゴールキーパーというポジションは特別だ。

特別とは何か?

他とは異なること。

他とは何か?

他のポジションとは違うルールがあるということ。

違うルールとは何か?

サッカーにおいて、フィールド内の許されたエリアで唯一手を使いプレーができるということ。

 

※あくまで、少年サッカーに参加し始めた子の親の、あくまでも自論で、少年サッカー歴四年目、まだ三ヶ月のゴールキーパー歴の親の、あくまでも自論を残しておくだけの記事になります。

 

経緯や理由はさて置き、二ヶ月前から我が家の長男がゴールキーパーを始めた。そんなこんなで色々調べ始めたのだが、なかなかどうしてゴールキーパーについてまったくの無知であったことに驚かされる日々を送っている。元々ゴールキーパーについて持っていたイメージはゴールを守る、比較的目立たない地味目なポジション。しかも、どのチームもある程度長期間選手が変わらず、比較的年齢がいっても続けているイメージがあって、正直他のポジションと比べて興味の対象にはならなかった。今となっては非常に恥ずかしいことではあるが、素人目にはそのように映り、どうしてもゴールキーパー以外のポジションに目がいってしまっていた。サッカー未経験で子供がサッカーをしている保護者にはそのような方が一定数、いや、多数いらっしゃるのではないかと思う。サッカー観戦は好きで青年期から割と見ている私でもあまり興味を持ったことは無かったし、所属しているチーム内で我が子にゴールキーパーの順番が回ってきた時はむしろ、あぁつまらないなと・・・思ってもしてしまっていた。

 

さて、ゴールキーパーの保護者となってみてのゴールキーパーへのイメージの変化はどうだろう。驚くほどの変化。変化が大きすぎて、この衝撃を、この初心を忘れないようにと今回のようにまとめようとまでしている変化があった。ゴールキーパーを始めたばかりの子に保護者のすることと言えば、子供の知らないルールを分かりやすく噛み砕いて教えることや、私に代わり見本を示して教えてくれるYouTube動画を探して見せることくらいで、実際にプレーの見本を見せることすらできない。そうこう調べている内になんと奥深いポジションだということ、更には大きな誤解をしていたことに気づかさせている。

 

サッカーは時間内にゴールマウスに囲われた中のゴールラインの内側にボールを入れた回数、すなわち得点数を競うゲームである。ゴールキーパーについて、まず、第一にみなさんがイメージすることと言えば、失点をしない為にゴールを守る=ゴールキーパーの役割、ということだろう。ゴールを守るということは対戦相手が蹴ったりヘディングしたり、手以外の身体の一部でボールを押し込んだりしてくるのを体を張って防ぐということだ。得点数を競うゲームであるということは失点をしなければ負けない、ということでもある。答えとしてはそれは正解なのかもしれない。私もそう思っていた。しかし、ゴールキーパーに注目し始めて気づいたことがある。

『シュートを打たせなければ良い』

ということだ。逆算すれば当たり前なのだが、ゴール内にボールが入るということは、シュートを打たれていること。枠内シュートが飛んでこなければ失点する可能性は、一部の事故でしかあり得なくなる。

 

ゴールキーパーは守備陣の司令塔であれ』

 

攻撃陣にパス回しの中心となったり、ゴールに繋がるパスを出す司令塔がいるようにゴールキーパーは守備陣の配置や相手攻撃陣の分析をし、指示を出し動かす司令塔とならなければならない。ボールを集中して見ながらも、11人制であれば自分以外の22人を、8人制であれば自分以外の15人を全て見渡せるポジションはゴールキーパーだけである。ボールを見ながら、が重要だと最近試合観戦をしていても強く感じていて、監督やコーチ陣でさえも、どうしてもボールのあるゾーンに集中してしまい、ワイドな視野を保つことができていない。選手達、子供たちにボールウォッチャーになるなと指示を出しながらも、だ。

 

さて、ボールの位置を確認しながらも全体が見渡せることで何ができるか。シュートを打たせない流れを作り、打たれないディフェンスができるということだ。その為には何が必要か、多くの少年サッカーは、キーパーから数えて1-3-3-1のフォーメーション(変形型はある。強いチームほどある。)を組んでいる。最終的にはゴールキーパーと三人のディフェンダーで守備網を貼る型となる。ゴールキーパーは相手攻撃陣にシュートを打たせないように味方守備陣を動かす必要がある。しかし、そこは少年サッカー、小学生の男女が行うゲームであるわけで、どうしてもボールに寄ってしまう選手が大多数である。そこで、ゴールキーパーの力量が試される、と私は考えている。もちろん守備陣の真ん中にはおそらくチームでも信頼されている選手がセンターバックとして置かれている。その選手の力量にもよるが、ボールを追いかけ守備をし、相手選手を食い止めながら両サイドバックに指示を出すのは至難のわざである。そこで、所謂、『コーチング』という声での指示が登場する。味方選手への指示出しを行うというゴールキーパーの司令塔としての任務が発動するのである。この、シュートを打たせない為の指示出しが非常に重要なゴールキーパーの役割であると、我が家のゴールキーパーゴールキーパーを仰せつかって初めて気付かされた。もちろん、シュートストップは大切な役割で、シュートを打たせてしまったのであれば全力で止めにいくわけではあるのだが、そもそも打たれたシュートを止めるのが役割である、との認識を持っている方が非常に多いのではないだろうか。ゴールから遠い位置で食い止める、これが大事。そこを突破されてからが、ゴールキーパーによるシュートストップ技術を発揮する瞬間が訪れる。

 

第一の壁を破られ、相手チームが自陣に侵攻してきた時、日々トレーニングしているシュートストップ技術が試されるのだ。ボールの行方によってはゴールキーパーの仕事場、所謂、ペナルティーエリアを離れ、相手攻撃陣へのパスをカットすることもあるだろう。シュートを待ち構え、コースを読み、シュートストップをすることもある。ディフェンダー陣が突破された時、それはゴールキーパーの見せ場となる。が、少年サッカーゴールキーパー保護者陣はおそらくワクワクよりもドキドキしちゃうシチュエーションである。少なくとも私はそう。なかなかどうして見ていられない現場であり。兎にも角にも日頃の弛まぬ練習はこの時のため。観戦を始めて分かってきたのだが、練習の基礎的なキャッチングは回数を重ねるごとに着実に上達をしていく。恐らくは中程度の運動能力を有していれば大差のない上達をしていくのではないだろうか。それは基礎練習はボールのくる場所があらかじめ分かっているからだ。どうしても、いざ本番、試合開始となると勝手が違ってくる。うら若き少年少女ゴールキーパーには判断力が足りないのではないかと思われる動きを見せる選手が少なく無い。多くの少年少女ゴールキーパーは小学三、四年生から集中的にゴールキーパーに専念する選手が多いようで、やはり経験が足りない。おそらく全ポジション内で経験の重要度が一番高いのはゴールキーパーであると観戦のたびに感じている。

 

ゴールキーパーはクレバーであれ。

失点から多くのことが学べる。失点後に失点までの、ゴールインしてしまった瞬間までの道筋を逆算してみることが大切だ。

失点した←シュート打たれた←ディフェンダーの位置がずれた←ディフェンダーには指示出ししたか?←シューターにボールが渡るまでの守備はできていたか?

全体が見えているのはゴールキーパーだけだ。さあ反省会、同じ流れを迎えた時に同じ過ち=失点をしない為に。やはりゴールキーパーは経験が必要で、クレバーであるべきだと、個人的には結論づけたい。

 

然るべき場所にポジショニングすること。これが大切である。然るべきポジショニングでシュートを受ける。これが最高の形であることは変わらない。しかし、それはゴールキーパーは、という全体の括りであり、少年少女ゴールキーパーに関しては少し別の角度を持って欲しいと思う。少年少女ゴールキーパーは初めは綺麗に上手に止められなくても良い、がむしゃらにボールを受け、飛び込み、失敗し、経験を積んでいこう。失敗しないように挑んではいけない。失敗しても良いからやってみよう、挑戦した結果の失敗の数だけ経験となるのだから。ファインセーブはいらないと言った人がいたというが、少年少女ゴールキーパーには、とにかく声を出し、ディフェンダー陣とのコミュニケーションをとり続け、シュートを打たれた際には、もう何でもいいから自分の力の限り飛びついて経験してこいと伝えたい。技術向上はその先にあるのだから。

 

守備について思うところが多すぎてどうしても長くなってしまう。個別で守備に関する細かい点は調べ、考察していきたい。ここではもう一つ、少年サッカーにおいて大切な攻撃参加にも触れておきたい。ここまでの内容では、ゴールキーパーは『守備の人』ではあるが、得点を取る為の攻撃パターンを学ぶ必要もある。最近は、

『現代型ゴールキーパー

と呼ばれる区分けができているそうだ。たしかに各国、各クラブチームを見ていると分類するのも非常に納得できる。現代型とは言うが、違いはシュートストップに重きを置きゴールから積極的に出ないゴールキーパーが一つの型。攻撃の手始めとなるビルドアップ、すなわちディフェンダー陣のパス回しに積極的に参加したり、ゴールキックパントキックに磨きをかけ前線へ一本で繋げられるよう精度を磨くなど、ゴールも守るがそれだけじゃ無いよ、足元のボールコントロール技術が大事だよ、というのが現代型ゴールキーパーとなるようだ(他にも様々な違いはあるんだろうけど)。

 

さて、少年サッカーにおいてはどうかという点では、個人的見解としてはゴールを守ることを最優先としたシュートストップゴールキーパーにアビリティとしてビルドアップ参加能力を求めたい。少年サッカーは8人制ということを考えると、多く採用されるディフェンスラインである、センターフォワードサイドバック2人、この3人の横一列の後ろにゴールキーパーが位置する。少年サッカーの練習中にコーチがトライアングル!トライアングル!と連呼しているのをお聞きになったことがあるはずだ。そう、3人で三角形を作りなさいよ、という意味合いで連呼しているのである。要するに少年サッカーは8人制であるわけで、ゴールキーパーがゴール前に張り付いてしまうとどうしても人数的不利ができてしまう。ボールを前に運ぶことをビルドアップというが、ゴールキーパーがこの始めの三角形の一員となれるチームは非常に攻撃力があがる。全員守備のチームはあまり見かけない。ゴールキーパーセンターバック、片側のサイドバックにてトライアングルを形成することで前の4人が攻撃転じることができる。まずは相手フォワードを1人誘き寄せることが大切だ。ゴールキーパーと三人のディフェンス陣でのボール回しをすることで相手攻撃陣の陣形にずれを作り、フリーの味方を作る。ゴールキーパーにもフィールドの選手並みの足元の技術が求められるのは、このビルドアップ参加に対しての適正を高める意味合いが強いのだろう。ゴールキーパーがゴール前から離れず、ビルドアップにも参加しない場合は攻撃陣の1人が下がって来なければならず、しかも相手フォワードが守備参加しやすくなるわけで、やはりゴールキーパーを起点とした攻撃が有用となってくる。攻撃時に守備陣がラインを上げた際にセンターバックの後ろのスペースをカバーすることも大事な要素だ。たとえば、味方右サイドバックがボールキープしている際にセンターバックゴールキーパーがボールの出し口を作るだけでその後の展開の選択肢が大きく変わってくる。少年サッカーではどうしてもボールに寄って行く選手が多く、右サイドバックがボールキープしている状態である時に左サイドバックをケアしている相手チームはそう多くない。右サイドバックがフォローに行ったゴールキーパーへパス、ゴールキーパーから高めの位置をとった左サイドバックへパスを通せればどうだろうか。この展開だけでも一発でカウンターの状況を作り出せる。これは一例だが、攻撃時に最後尾から味方のパスの受け手の一人となれるか否か、ゴールを空けてでも前目のポジションをとれるか、センターバックゴールラインの間のスペースに入ることができるか否かが重要な能力となるのではないかと感じている。シュートを打てとは言わないが、ラストパスを狙っていっても良いのでは無いかとも思うが、いかんせん小学生キック力とも応相談ではあるが。このように攻撃時も、相手チームの能力が同程度以上の場合には積極的に8人全員攻撃を最後尾から支える役割を積極的にこなしていってもらいたい。特に、育成年代の少年サッカー時代に積極的に意識的に行い、吸収力のある内にその感覚を身に着けてもらいたい。

 

まとめようもないほどにとりとめもなく書き殴ってしまっているが、しょせん備忘録と思いここに残しておこうと思う。自分で読みながら我が家のゴールキーパーに提案してみよう。押し付けてはいけない…提案しよう。

 

細かい内容は個別でしたためるが、気になる点をまとめたい。

コーチングがファーストチョイス。声は次の試合から出していける、変えていける。

・シュート被弾への対応は自分の練習を信じ、体を動かせ。形より気持ち。絶対止めるんだ言う気迫を持とう。

・味方攻撃時には必ず攻撃に最後尾から参加しているんだという意識を持ち続けること。

要約するとこのゴールキーパー保護者による夏休みの自由研究の結果、三点をまずは我が家のゴールキーパーに説き、提案し、実験体として成長を確認してみるのも悪くない。いや、やってみますので再度更新か別記事作成を致したい所存でございます。ちょっと楽しみです。

 

 

 

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ポジション別 MF•FW 攻撃的ポジション

ゴールキーパーディフェンダーと続き、最後は攻撃的なポジションの紹介です。以前ご紹介した、8人制サッカーの基本的なフォーメーションである3-3-1、ゴールキーパーも入れると1-3-3-1ですが、最前列の

FW=フォワード

その後ろの横並び3人の

MF=ミッドフィルダー

の合計4人が攻撃的選手となります。役割はボールを前に運ぶこと、相手ゴールまで運び得点するという命題を背負っております。攻撃的選手においては、『サッカーは点を取らなければ勝てない。』となりますので、ディフェンダーにおける『サッカーは点を取られなければ負けない』とは必要なメンタリティも変わってくるかと思います。

メンタリティとは少年サッカーにおいても非常に重要なファクターであると、観戦しているととても強く感じます。やはり、言い方は悪いかもしれませんが、負けず嫌いで諦めの悪い選手は結果を出しやすい。逆に、控えめでも慎重でも冷静にいられる選手がいるチームもまたチームに安定をもたらすので一概には言えませんが。

以前紹介した、センターラインを構成するのもフォワードとミッドフィルダーの真ん中の選手ですね。やはりチームの中心選手がここに配置されることが多いです。

 

子供達にもどうしても攻撃的なポジションが人気です。チームのためにとかあまり意識しておりませんので低学年のうちはジャンケンで勝つ順に前から埋まっていきますね笑、、三年生にもなると対外試合も増えてくるので、勝てるポジション配置をするチームも増えてきます。四年生からは公式戦も始まりますので少しずつポジションの固定も始まってきます。チームの意識の差ももちろんあります。特にチーム成績を重視せず、楽しくやっていこうがテーマであれば毎度違うポジションになることもあるでしょうし、とにかく公式戦は勝ちにいく、負けられない戦いがそこにはあるんだとの意気込みのチームももちろんあります。その場合は、普段のチーム練習から各選手の適切をみてポジション別の練習をしたりもあるでしょう。少年サッカーとあなどるなかれ、一年生で加入する際の保護者の責務として加入するチームが、どんなコンセプトなのかを確認することがとても大切です。自宅の周辺に複数の候補チームがあるならば、必ず全てのチームを見学ら練習の体験参加などをしましょう。知り合いと一緒に入るのも良いです。送り迎えの分担などが必要なこともあります。家庭の教育方針や子育て論にあったチーム選びが必要になります。

 

脱線しましたが、攻撃的ポジションはやはりサッカーの花形です。TV放映やネットでもどちらかと言えば攻撃的選手の話題が多いのは明らかです。大会得点王はあっても、ゴールキーパーの大会シュートストップ王や、ディフェンダーの大会ボール奪取王なんかはありません。良くも悪くもやはり攻撃的ポジションは注目されかやすくなります。

 

やはり、少年サッカーでは攻撃的ポジションに能力の高い選手を揃えます。ありがちなのは試合を通して片や攻めっぱなし、片や守りっぱなしといったらなんとも切ない試合です。組織的なプレーがまだ固まっておらず、個人の能力に左右されるためです。フィールド上の16人(8+8)の内、最も能力が高い選手を擁するチームが圧倒的に有利です。また、攻撃的なポジションには特徴のある選手が起用されやすいように感じます。テクニックのある選手を中盤へ、スピードのある足の速い子をサイドへ、フォワードは一番蹴れる子でしょうか、ゴール枠内に蹴らないと得点が入りません。

 

小学四年生になるとリーグ戦もあり、上記のようにポジションは適正に応じて変わっていきます。どうしてもサッカー初心者だったり、あまり見たことも無く知識のない保護者の場合は何点取ったのか?だとか気になったり、子供に聞いてしまったりしてしまいますよね?スポーツニュースでも、やれ誰がゴールを決めた、得点王争いはどうのこうのと、やはり攻撃陣の話題が多いです。得点を決めれば目立つ、見ている方としてもどうしても攻撃的なポジションの派手さやプレーに目がいってしまいがちです。もちろん私も最初はそうでした。子供にフェイント練習を勧めたりとか、してしまっていました。どの子にも個性があり、メンタリティがあります。向き不向き、あります。もちろんコーチ陣もまったく勝てないチームではいられません。翌年以降の加入者が減ってしまうなんてことも考えられますし。

 

コーチ陣はサッカー経験者です。忖度がどうのと言ってしまえばキリがないので割愛しますが、やはり勧められたポジションはある程度普段の練習を見て決めているのだと認識して、あてがわれたポジションで子供が輝けるように、ポジションに応じた自主練習を手伝うことが良いのではないかと感じています。

 

派手さもあり、目立つ攻撃的ポジション、やりたがる子も多く、ライバルは多いですが、ここに漏れたとしても、全てのポジションに輝くチャンスはあり、スタメン8人、控え含めて全員でチームです。子供のやりがいを削ぐことなく、やりたいポジションでなくとも、サポートしていけるようにサッカーの知識を保護者として深めていくことが大切ではないでしょうか。

 

少年サッカーについてまだまだ調べて記事にしていきますので今後も是非よろしくお願いします。

 

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ファイナンシャルプランナーになりたいあなたへ②へ

あなたはなぜファイナンシャルプランナーになりたいのでしょうか ?

・就職活動中で少しでも足しになれば良いなあと思っている。
・転職を考えて少しでも採用に有利になればと思っている。
・勤務先で取得を奨励していて取得者には毎月手当が付くので取得したい。
・実生活でのお金に対する知識を付けたいと思っている。


どれもこれも役には立つので取っておいて無駄ではないと思います 。特定の業種での必置資格でも必須資格でもありませんので、就職、転職に直接的に結び付くものではありません。


※(事業所毎に何名の資格保持者を置きなさいというものです。 賃貸物件に住んだことがある方は契約の最後に書類と契約の確認で 営業の方とは別の方から説明を受けたかと思います。 営業所毎に置かれた資格保持者の方ですね。そういった、 法律により決められた事業所毎に何名を置かなければならない、というものを必置義務といいます。管理栄養士、宅建士、旅行業務取扱管理者、等々ものすごくたくさんあります。)


実はわたしの勤務先では残念ながら直接的に利用することも無いで すし役に立つ場面もありません。 ファイナンシャルプランナーはお金の流れを学ぶ資格です。 どんな企業でもお金の流れの中に存在します。世の中金だ!とは言いませんが世界はお金の上に成り立っているのは事実。そのお金のことを学び、そのお金の流れの仕組みとルールを学ぶのがファイナンシャルプラ ンナー資格です。


というわけで、わたしの場合は

① 仮に転職をすることになったときに武器になるもののひとつとして資格取得を考え、働きながらの取得をした。少なからず精神安定にも繋がっています。何かあってもこの武器が最低限あるぞ、何とかしようと思えます。


②実生活の中でお金のことにかなり詳しくなれます。創造以上に。今までニュース番組でなんとなく聞いていたニュースも分かるよう になりますよ。日常生活だけでなく、仕事としては直接的に必要な資格ではないですが、知っていて損はない単語が盛りだくさんなのがファイナンシャルプランナー資格です、役に立っています。


ファイナンシャルプランナーの取得をお考えのみなさんへ、あくまでも個人的見解ですが、 ファイナンシャルプランナーの資格は取得して損は絶対にしません 。一般常識を学び、生活に役立つ知識を学びます。
ただ、取得のタイミングは一考が必要かと思います。


学生の方は就職活動の狙いの業種に合う資格を優先させるべきだと思います。ファイナンシャルプランナーは就職後でも取れます。


社会人の方に特にお勧めです、教養が付き会話の幅も広がります。 はたまた自分の人生設計にも役立ちます。是非とも取りましょう! 今の勤め先が危なくなっても転職の武器にも多少はなるでしょう!おまけで、実生活で損をすることが多少減るかと思います。世界のお金の流れの仕組みを知ることが大切です。


総じて取得を非常に強くお勧めしたい、 ファイナンシャルプランナーはそんな資格です。


ファイナンシャルプランナーに関してはまた別の記事も書いていこ うと思っております。


お勧めしたい参考書はこちらになります。

 

通勤時ならこちらでしょうか

【スタディング】

ファイナンシャルプランナーになりたいあなたへ①

今回は少年サッカーとは関係ないのですが、私は2級ファイナンシャル・ プランニング技能士を取得しています。AFPも合格しています( 協会への登録は年会費がかかるのでまだしていませんが…)。ファイナンシャルプランナーの資格を取得しようと考えている方は沢山いるかと思います。色んな紹介のサイトがあって、 たくさんの資格取得有料講座があって、 色んな人が色んなことを言うのでよく分かんなくなっちゃいますよね?自分もそんな一人でした。


私はお金をかけてまでとるつもりもなく、 実際は仕事内容ともあまり関係もなく、 取得必須資格でもなかったので極力お金を掛けず自力で取得しよう と考えていました。 そして何度も受験して受験費用を無駄にしたくもありませんでした 。万が一勤め先に何かあったときに潰しが効くようにと資格の一つや 二つとっとくかなあと、そんな感じですね。


ファイナンシャル・ プランニング技能士検定を受験しようとしている方はご存知かと思 いますが、資格の難易度はこんな感じです。
受ける順番もこの通り。


3級(簡単)
参考書読んで過去問数年分やればいける

2級(なかなか難しい)
参考書読んで過去問やりまくり
広く浅くを繰り返し

スマホでの隙間時間勉強お勧め

AFP(2級取得が条件、 認定資格講座にて実際にプランニングを作成して提出し、 合否をもらう、費用かかるし面倒だが、、やりようによっては簡単)

1級(めちゃ難・かっこよく言うと時間対効果!、費用対効果を考慮し断念)

CFP(もう無理、時間足りないからー)


こんな感じです


まずは、スタート3級となるのですが、 3級はよほど適当にやっていない限り受かろうとして受ければ落ちることはないかと思われます。合格率はあてにならないですね。なぜかと言うと企業が資格取得を奨励していて、半ば無理やり受けさせられている方々がたくさんいるわけです。 なのでファイナンシャルプランニングに限らずですが、最下級の合格率はまったくあてにならないですね、。、


私は参考書を通しで一度読み、過去問をアプリで通勤電車で毎日30分くらいを数ヶ月、試験前に過去問を時間をきちんと測って五回分程度やりました。 これくらいでも合格はできます。


2級は突然難易度が上がります。あまり時間が取れない、土日は勉強なんてしたくない、そんな私は同じ流れで過去問で合格点をとれるまで一年続けました 。隙間時間はスマホで勉強です。


過去問はこちらからダウンロードできます。
https://www.jafp.or.jp/exam/# Section05

ファイナンシャル・ プランニング技能士検定は出題の範囲がかなり広いので、カテゴリーごとに苦手を無くしていかないと厳しいです、なので広く浅くを何度も繰り返すこと、これにつきます。とにかくどんな年代の方でも自力で合格できる資格です。 逆に年齢を重ねて一般常識を積んでいる方々の方が【広く浅く】 に対応できるのではないかなあとも思います。


合格のコツはコツコツ繰り返し、これが特に当てはまる資格かと感じました、これから受験される方は兎に角コツコツ繰り返すこと、これをお勧めしたいと思います!実際に職務に関係がなくとも、 大人になってから勉強をすること自体に意味があります。そして、 仮に自分の身に何かが起こった時に多少なりとも役に立つものを得 たという小さくはありますが安心感を得ることもできます。 フルタイムでハードな仕事をされている方でも合格することができ、気持ちに少し余裕を与えてくれる、そんな資格だと感じています。


これから何回かに分けてファイナンシャルプランナー技能試験について書いていこうかとも思っておりますので受験してみようと考え ている方は時々チェックしてみてください。

 

お勧めしたい参考書はこちら

 
通勤時であればこちらでしょうか

アオアシ 読むべき読ませるべき理由

アオアシ』読んでますか?

小林有吾さんにより、ビッグコミックスピリッツで連載中のサッカー漫画です。TVでも放映中ですし、Amazonプライムビデオでも見られるので実際手に取ったことがない方でもご存じの方は多いかと思います。

 

少年サッカーに関わる方は読んで無駄だったとか、全然面白くなかったとの感想が出てしまうことはまず無いかと思います。ネタバレはしてはならない、と言えるほどに面白いと私は思っておりますので特徴と、何がどう面白い(タメになる)のかをお伝えしたい!と思います。

 

作品のテーマとして最も大きく取り上げられているのは

『俯瞰』

という言葉です。

少し前にバスケットボールの漫画「黒子のバスケ」でも度々紹介されていましたので耳にしたこともある方もおられるでしょう。

 

『俯瞰』とは、『高い所から見下ろすこと』

 

バードアイとか、ホークアイなんて言われたりもしますが、人間の持つ能力で空間把握能力に近いものでしょう。車の駐車が上手い下手の話題でよく出るアレですね。

サッカーのフィールド上を高い所から見下ろすように、敵、味方の位置を把握できる能力を持つ主人公が成長していく物語です。

『俯瞰で見る』ことができるとどうでしょう?全体を把握できると何ができるか?

フィールド上の各選手の位置情報が分かると何ができるか?

もしも、自分がそんな能力を持っていたら、と思うと、ワクワクしてしまいますね。

 

そして、更に、よく考えてあるなあと感じたのは、その主人公を配置するポジションです。是非とも読んでから私と同じように感心して欲しいので答えは伏せるのですが、まさかのポジションに配置され、そうくるかーと、私はとても感心しました。

 

言うなれば将棋盤のような感覚ですね、フィールドに居ながら、芝に足を置き、走りながら、頭の中ではフィールド上全体を見渡すようにプレーする。

適切なコースにパスを出せる。

適切なスペースに走り込める。

適切なポジションで相手を阻むことができる。

適切なタイミングを測りながら、距離を取りながらのプレー。

そんなことができてしまう能力だなんてちょっとチートな気もしますが、とても羨ましい。

 

では、『俯瞰』という能力は鍛えることはできるか否か?

 

同じ能力は獲得できないとは思いますが、近づくことはできるのではないかと、実は我が家のゴールキーパーで実験しています笑

 

少年サッカーでよく見かけるのは、フリーの際には比較的周りを見渡してのプレーができているのに、相手と対面する、相手が向かってくる状況だと、ほとんどの選手がどうしても下を向いてしまい、気付けば囲まれてボールロストしてしまう光景です。

 

天賦の才、ギフト、そんなものを頂けるのは一部の人間ですが、この下を向いてしまうのをどうにかしたい。凡人には努力するという手段がある。

 

下を向いてしまう理由として想定されるのは、ボールロストしたくないという焦りが原因ではないか?それをいかに減らすかが鍵だと判断して二つのことを提案して実践するようにくどくど毎度毎度我が家のゴールキーパーには伝えております。

 

一つ目は、効果があると思われる自主練習、ボールタッチ練習です。ありがちですが、これがものすごく効果があると感じます。大切なのは毎日やること。とにかく継続することで足にボールがつくようになる。最初は転びそうになることも、嫌になることもあるかもしれませんがとにかく継続的に行うことで、不思議なことにボールが足から離れなくなっていきます。まずは一週間、一週間でかなり変ります。見ていて違いが明らかに分かるほど変わりました。

 

二つ目として、次の段階が重要で、徐々にで構いません、徐々に徐々にですが、ボールタッチをしながら目線を上に、ボールから目線を離すようにします。もちろん、つまずいてしまうと危ないので時々目を離す程度で大丈夫です。我が家のゴールキーパーは細かいボールタッチなど不器用さが当初は目立っていましたがだいぶ改善されました。基本的に「プルプッシュ」というボールタッチ練習から入っています。ボールを左右の足で引いて、押して、引いて、押してを繰り返します。

慣れるまではその場で

慣れてきたら目を離す

できたら首振り

少しずつ前に進み

最終的には前に進みながら、横に立つ私の両手の立てた指の本数で足し算ができるようになってきました(少しサボるとできなくなっていきますが、、)

 

やはり、これをやるようになってから少しずつ試合中の目線が上がってきているように見えます(我が家のゴールキーパーも時々練習試合ではフィールドもやるので)、効果は確実に出ます!

私はこちらのソウタさんの動画に大変お世話になっています!


www.youtube.com

 

さて、どうして自主練の話になったかというと、『俯瞰』の話からでした。それは『アオアシ』のテーマ。

個人的には、あらすじや、話の内容、魅力的な登場人物などなど、マンガ的魅力もさることながら、サッカーを考えるきっかけをくれる漫画であると評したいです。

 

読まなければこの練習には辿り着かなかったかもしれませんし、YouTubeでソウタさんの動画と出会うこともなかった。この練習をしなかったら我が家のゴールキーパーはおそらくまだまだ下を向いてドリブルドリブル、少し前が詰まれば強く蹴る、なんてことを続けていたのではないかと思います。

 

私たちにはとても良い時期に出会い考えさせられた漫画で非常に感謝をしております。

 

気になる方は是非お手に取って読んでみて頂きたい、どんな学年のサッカー少年にも役立つかと思います。保護者こそ、読むべしです。

 

あぁ、今後どうなるんでしょうね、気になる、、。

 

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ポジション別 DF ディフェンダー

前回のゴールキーパーに続き、ディフェンダーについて、ディフェンダーゴールキーパー同様に守備に重きを置いた役割を担うポジションです。8人制サッカーでは多くは3人のディフェンダーが並び、センターバックサイドバックに分かれます。

と言っても子供がサッカーやりたいと言うから始めただけで、ルールや用語が全然分からないよと言う親御さんが多いと思いますので役割の紹介をしましょう。

少年サッカーにおいては、3-3-1の並びが多く、これはDFディフェンダー3人、中盤のMFミッドフィルダー3人、FWフォワードが1人の並びです。キーパーの前にセンターバック、バックとは守備陣のことを指します。

ゴールキーパーと2人でゴールを守るにはどうにも心もとないのでセンターバックの左右にサイドバックが置かれます。

サイドバックと右サイドバックです。今小学生の保護者の方ですと、左サイドバックと言えば長友選手(平さんの旦那さん)、右サイドバックと言えば引退しましたが内田選手(UNIQLOのCMなど)でしょうか。まず、センターバックから、センターバックは守備に重点を置いたポジションになります。相手の攻撃陣を食い止めることが第一の役割となります。ゴールキーパー、左右のサイドバックと強力して、まずは失点をしないことが大切な仕事です。多くは身体の大きい選手や身体の強い選手が選ばれることが多いのではないでしょうか。また、センターバックの大切な要素としては、ゴールキーパーを除き、フィールド上にいる選手の中では一番全体を見渡せるポジションになるため、全体のバランスを見て指示を送ったりすること(コーチング)も大切です。強いチームはゴールキーパーセンターバックが声がでかい(笑)です。やはり、リーダー気質のある子が選ばれている印象があります。

サッカーではセンターラインと言って、ゴールキーパーセンターバックセンターハーフフォワード、先ほどの8人制でいうところの3-3-1、ゴールキーパーから数えると、1-3-3-1の真ん中の線にあたるポジションに中核となる選手を置くことが良いと言われています。屋台骨と言いますか、背骨がシャキッとしていると全体が纏まるわけです。その底の部分をゴールキーパーと協力して支えます。

攻撃時も、キーパーのゴールキックを受けて左右のサイドバックセンターハーフにボールを振り分けるようにパスを供給するなど攻撃の起点となる能力も求められています。昔はゴールキーパーがドーンと遠くに蹴るようなサッカーが多かった気がするのですが、最近ではパスを繋いで徐々に攻撃をしていくことが多いように感じています。我が家のゴールキーパーのチームもそのようにシフトしているように思います。いかんせん8人制は8人しかいませんからゴールキーパーを交えてディフェンダー陣と連携することで相手攻撃陣がバラけやすいという利点があるからかと思います。また、勝つためというよりも、高学年、中学サッカー、その先まで見据えての指導でもあるのかなと想像しております。というわけで、センターバックはここまでとして、サイドバックですが、サイドというだけありセンターバックの両脇に陣取ります。と言っても左右のラインのあたりまで離れます。右サイドバックを例にすると、自身の右側はサイドライン、敵は左側と前方にいます。ここが主戦場になります。役割は主に守備時は自分のサイドの相手に攻撃をさせないこと。まず、絶対に抜かれるな、が命題となります。そして、ゴール前にボールを蹴らせるなが第二ミッションですね。攻撃時は先ほどの内田篤人選手を思い出して頂けると良いと思うのですが、前の選手達と連携して自身のサイドを駆け上がっていくことが大切な仕事です。左右の動きというよりは前後の動き、そしていかに走れるかが大切です。スピードも大切ですが、繰り返し繰り返し上がる戻るができるスタミナが重要だと思います。

あれ?右サイドが上がってしまったら左サイドは暇なんじゃない?と思われる方もいるかもしれませんが、逆サイドにも大切な仕事があります。右サイドが上がる際はセンターバックは空いた右サイドの分もカバーするため右にポジションをずらします。左サイドは真ん中よりセンターバックの定位置寄りにポジションを移しカバーします。

試合観戦中に「スライドしろー!」なんて指示を聞いたこともあるのではないかと思うのですが、スライドとはこのようなポジション移動を指します。サイドバックもかなり頭を使うポジションだなあと感じています。個人的に一番好きなポジションです。TV観戦だと気付きにくいですが、是非プロサッカー選手のサイドバックの動きをスタジアムで見ていただくと良いかと思います。子供たちにも見せてあげるべきだと思います、絶対にプレーが変わり、考え方も変わるかと思います。

 

このようにざっくりですが守備陣=ディフェンダーの簡単な説明をさせて頂いたのですが、ガタイの良い子を並べときましょうという訳ではなく、思いの外頭を使うポジションなんだということが分かって頂ければと思います。そして、やはりゴールキーパーと同じく、得点に絡むプレーが少ないということもあり、どうしてもディフェンダーの人気は薄いです。

サッカーは点を取らなければ勝てませんが、取られなければ負けません。もしもお子さんがディフェンダーに選ばれたとチームを支える屋台骨に選ばれたんだど、むしろ能力を認められての配置なんだとお子さんにも言ってあげるのが良いかと思います。

 

と言いながらも攻撃陣のことも今度まとめてみたいと思っております。

 

こちら購入しました。まだチラ見しただけなのですが付属でサッカーノートも付いています。とても良さそう。

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